昨日UPした記事の、着物と帯の組み合わせ、
hibinokurasikata.hatenablog.com
結局、こうなりました。
一つ紋色無地に宝尽くしの袋帯。
帯締めは金糸とプラチナ箔の糸を組んだもの。
帯揚げは帯と同じ、金糸で宝尽くしの刺繍が入ったものにしました。
実は、今朝目が覚めた時にはこの色無地にもう一本の候補の
松に鶴の帯を結ぶつもりで着物と着た後、いったん、そちらの帯を巻きつけ初めて見たのですが何だかピンと来なくて、
急遽、この黒地の宝尽くしに変え、帯揚げと帯締めも、準備していた物から
この組み合わせに変更しました。
お稽古仲間のお友達が新築されたお茶室、
というよりもお茶のためだけの2階建ての完全な茶室建築、それは素晴らしくて
水屋手伝いに入った今日一日があっという間でした。
お招きのお客様方も皆さま感嘆の声をあげられる『お茶だけのための家』は
小間と、同じく炉を切って自在鉤を設えた大広間、
二階には立礼用のお席と点心を頂ける椅子席、
袴付けから寄り付き、露地まで、
全てが茶室建築の粋を盛り込んだ上に、現代の使いやすさを併せ持ったものでした。
身支度を整えて受付を済ませ、
寄り付きでお声がけを待って、蹲を使い、露地を通り、
躙り口をくぐって小間への席入り。
二階では違う組のお客様方が点心をいただく。
一度に大勢のお客様をおもてなしできる工夫がそこここに凝らされていました。
京都の、町中にあってそこだけがまるで別の世界のような閑静な空間でした。
いったいどれほどの手間と、そしていかほどの費用が掛けられているのか、など
つい無粋なことを考えてしまった俗人のワタクシ(^^;)
明日もその素晴らしい空間でお手伝いできることがとても楽しみです。