こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

掛け襟を仕立て直した江戸小紋でお茶のお稽古へ

今日は月に一度の特別稽古の日でした。

今月から点前は炉になっていて、先日の日曜日のお稽古が私にとっては炉開きのお稽古だったのですが

今日も特別稽古としての炉開き、と言う事で今年は二度、お善哉を頂くことが出来ました。

昔は甘い物、美味しいものがない中で、お善哉を頂くというのは大変なご馳走だったのですね、

なので炉開きのおめでたいお席にはお茶の世界ではお善哉と決まっています。

毎年、この日が来るのがとても楽しみで、

お稽古に伺っている宗匠宅の奥様とお嬢様のお手間いりを頂戴します。

お稽古に伺うようになった頃は先代の宗匠の奥様(大奥様)が作ってくださっていたお善哉、今はご当代の奥様とお嬢様の手作りです。

時代の流れ、世代の交代を感じるひと時でもあります。

 

今日の着物は地に蔦模様がところどころに散らしてある江戸小紋です。

人間国宝の中村勇二郎作の伊勢型江戸小紋です。

 

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足元に写っているブルーの玉のようなものは猫のおもちゃです(^^;)

 

この江戸小紋、掛け襟が昔の仕立てで短い、と以前にここで記事にしたことがあるもので、

hibinokurasikata.hatenablog.com

 

しかも、大胆にも撥襟を自分で広襟にできるんじゃないかと

アホなことをやってしまった、例の着物です。

 

hibinokurasikata.hatenablog.com

 

襟を自分で開いてしまったのを何とかしてもらおうと呉服屋さんに持ち込んで

どうせなら、着物を解いて、は縫いして洗って仕立て直してもらいました。

その際、掛け襟を帯に隠れるほどの長さにしてほしい、とお願いして

元の掛け襟に替えて襟の部分の生地を掛け襟に仕立て変えてもらいました。

なので、2月8日の時の画像と比べると掛け襟の長さが違っているのがはっきりわかります。

 

 

 お稽古は午後から。

日中は着物でいると吹く風が心地いいほどの気温でしたので

塵除けは紗。

これは元々、祖母の夏着物だったもので

裾が擦り切れていたので塵除けに仕立て変えてもらったものです。

塵除けにしてぐんと出番が多くなり、仕立て変えて良かった、というものの第一位くらいしばしば着用しています。

 

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特別出演のタイガーさん。

この後、いきなり胸元に飛びついてきて危うく爪を立てられるところでした。

阿吽の呼吸で抱き留めたので着物も塵除けも無事(-.-)

 

タイガーは抱っこされるのが大好きで、隙あらば、とこうやって抱っこをせがんで飛びついてきます。

私にだけ、ね。

夫には絶対にしません(笑)

 

さて、明日もお稽古です。

何を着ていこうかしら。
 

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