こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

京都の住所表記の面白さ

午後から美容院の予約を入れていたのですが

その前に友人と会って30分ほどお茶しながらおしゃべりしてきました。

 

以前から気になっていた初めてのお店。

 

神乃珈琲

 

高倉四条を少し上がったところにあります。

 

入り口を入ると天井に

f:id:hibinokurasikata:20191107172545j:image

おしゃれなランプシェード 

 

f:id:hibinokurasikata:20191107172611j:image

 

高い吹き抜けから色とりどりに下げてあって

なんとなくベトナムホイアンの町を思い出しました。

ホイアン、また行きたい……)

 

町家をリノベーションした感じの店内は

京都特有の『ウナギの寝床』

狭い間口、奥行きがかなりありました。

 

レトロな雰囲気のインテリア、欄間の細工がそれぞれ違っていて

細かい細工が素敵でした。


f:id:hibinokurasikata:20191107172619j:image
f:id:hibinokurasikata:20191107172623j:image

 

注文したのは

ヘーゼルナッツチョコレートケーキと

お昼ごろは気温も上がって、それなのにニットのセーターを着て出かけてきてしまって少し暑かったのでアイスコーヒー

真鍮のカップの重みが心地よかったです。


f:id:hibinokurasikata:20191107172614j:image


知らなかったけど、このお店、東京以外には京都だけなんですね。

メニューの数は多くはありませんでしたけれど

ケーキはとっても美味しかったです。

あ、もちろんこだわりのコーヒーも。

次の機会にはホットコーヒーをいただいてみたいと思いました。


f:id:hibinokurasikata:20191107172607j:image

 

私はこのお店を高倉四条上がる、とご紹介しましたけれど

お店のカードには高倉錦小路下がる、とありますね。

 

京都は碁盤の目の中に限って、住所表記が2つあって

町名だけで表すときと(Googleの地図アプリなどではこの町名でしか検索できません)

縦横の通りの名前で住所を表すことがあるのですが

わかりやすさからいうと断然、後者の通りの名前から、です。

 

縦(南北)と横(東西)の通り、どちらが先に来るかというと

それは例えば建物だとすると、その建物の表が向いているほうの通りが先に来ます。

 

この神乃珈琲は高倉通りに面して入り口があるので

高倉が先、錦小路と四条通の中ほどにあるので

高倉四条上がる、でも高倉錦小路下がる、でもどちらでもOKというわけです。

 

四条通河原町通りの角にある高島屋さんの場合はメインの入り口が

四条通りに面しているので 四条河原町角、となります。

 

結婚して京都で暮らすようになった時、このルールを知らなくて

大きな通りのほうが先に来るのかしら?などと思っていました。

 

 

未だによくわからないのがバス停の名前で、

七条を「ななじょう」という時と「しちじょう」という時があるようです。

 

京都の人は七条を「しちじょう」と言います。

バス内の案内は「ななじょう」

これは一条(いちじょう)と聞き間違えないように、との配慮ではないか、と言う事らしいのですが

私の経験で、同じバスでも系統によって

「ななじょう」という時と「しちじょう」という時があったような……

しかも、バス内で「ななじょう」と音声案内があっても

道路標識やバス停の英語表記は「shitijo」だったりするんですよね。

 

きっと昔からの京都人でもその辺は曖昧?

決まりはないのかもしれません。

 

にほんブログ村 主婦日記ブログ 60代主婦へ
にほんブログ村
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村