脱走から無事に帰ってきてくれたヤマちゃん
何かあるといけないので今日、獣医さんに診てもらってきました。
連れて行って良かったです。
私では気付かないことがいくつかありました。
肉球が荒れて血が滲んでいるようなのと
前足の爪に土のような黒いものが詰まっているのは気付いたのですが
後ろ足の爪が生えている根元まで削れてしまっていて
その上、先生の触診で脊椎に傷みを感じていることがわかりました。
猫は単独で生きる狩猟動物
身体の痛み、弱みを悟られることは自然界では即、敵に襲われ命の危険につながります。
その為、猫は痛みを隠す動物と言う事はよく知られています。
私は気付いてやることが出来なかったのですが
パニックを起こして脱走してから帰ってくるまでに
「多分、かなり無理な縦飛び(縦方向のジャンプ)やどこかをよじ登ったことによって
爪が割れたり削られて無くなってしまって腰痛にもなってる」
と先生の見立てでした。
「足の裏は灼熱の砂浜をはだしで歩いているようなヒリヒリした傷みがあるはず」
「背中も、ほらこうしてそっと脊椎を触っていくだけでも痛みの反応を見せているでしょう」
確かに先生のおっしゃる通り。
そっと背骨を撫でおろしていくと腰の少し上の骨あたりでビクン!と身体を震わせていました。
肉球と爪は『日にち薬』
軟膏を塗ってもきっと違和感を感じて舐めとってしまうだろうし
猫の舌はざらざらしているので薬を塗るとかえって直りが遅くなると言う事で
自然に治癒することを待つことになりました。
腰痛については痛み止めの注射と飲み薬
そして、ちょっとびっくり レーザー光による治療をしてもらいました。
人間の腰痛治療に用いられるのと同じシステムらしいです。
レーザーを当ててもらうと暖かくて気持ちいいらしく
大人しく治療を受けるヤマちゃん。
一日一回飲む痛み止めももらってきました。
獣医さんに
「本当に自分からよく帰ってきてくれたね、心配したでしょう」
と言われた時はちょっとうるっとなりそうでした。
目につく外傷など、他の猫と喧嘩した様子は見当たらなかったけれど
やはり病院に連れて行って目や耳、口の中、体中を触診などしてもらってよかったです。
さて、今日はラグビーワールドカップの決勝戦でしたね。
試合の開始に合わせてTVの前に陣取り観戦しました。
英国のヘンリー王子や南アフリカのラマポーザ大統領も応援に来日され
ホスト国日本としては誉れ高い大会になりました。
どちらのチームも応援しながら観戦していたのですが
準々決勝で日本を下した南アフリカの強さはやはり凄かったですね。
中継ゲストの田村優選手が
「南アフリカのデ・クラーク選手は怖かった、何をしようとしても必ずやってきて阻止され何もさせてもらえなかった」と言っていたのが印象的でした。
『インビクタス 負けざる者たち』 を思い出します。
クリントイーストウッド監督作品の感動的な作品。
この映画の主人公の一人、マットデイモン演じる南アフリカチームの主将 フランソワ・ピナールさんも今夜の決勝戦をスタジアムから応援されていた様子が
試合後一瞬TVに写っていました。
日本を感動に包んでくれたラグビーワールドカップ
ラガーマンの素晴らしさを初めて知ることが出来た素晴らしい50日間でした。