9月1日
本来なら単衣の季節ですけれど
とても耐えられそうにない、と薄物でお稽古に行ってきました。
この着物は絽ですがところどころに模様織りが織り込まれています。
実はこれも娘時代に実家で作ってもらったもので
お茶のお稽古を再開した時に裄だけ出してもらったのですが
いっぱいに出しても私の本来の裄(1尺8寸)には少し足りません。
バチ襟仕立てになっていて、いかにも昔の着物、昔の仕立て、
着物です。
裄が短いので襦袢の袖が出ています……
腕を動かしてみて襦袢の袖が出てくるのに気が付いて
お稽古場に入る前に安全ピンでちょっとつまみました。
帯は、暑いの覚悟で塩瀬
銀糸で観世水に菊の模様が刺繍されています。
9月は重陽
早いですね。
本日の床の掛物も菊を読んだもの
琵琶床には着綿が飾られていました。
着綿は以下をご参照ください。
昨年の9月半ばに同じ帯を締めています。
合わせているのは単衣の一つ紋色無地
いかにも秋らしい色の着物で、毎年この帯と組み合わせて着ることが多いです。
明日からはまた二泊三日で実家です。
(詳しく書くと気持ちが落ち込みそうなので書きませんが)
先週私が京都に戻った翌日に母がちょっとしたことからお腹を壊し
訪問看護師さんに連絡してお願いするやら、親戚に様子を見てもらえるように電話するやらでバタバタと過ごした週後半でした。
今週はどうぞ無事に過ごせますように。