毎日暑い日が続いています。
この一カ月余り、実家と京都の家を行ったり来たりで
ブログにログインするのも本当に久しぶりになってしまいました。
気付けば、祇園祭もすでに終わり、8月も1/3が過ぎてしまって
明日からはお盆の帰省ラッシュが始まる、とTVのニュースが告げる時期になっています。
京都の『油照り』と言われる夏が今年はことのほか辛く感じるような気がします。
私の実家は瀬戸内の、海と山のある温暖な気候の土地で
海から吹く風が心地よくて気温は高くても京都ほどの暑さを感じずに済みます。
結婚して初めて生まれ育った土地を離れ京都に来たときは
その夏の暑さに「ここで暮らすことに耐えられる自信がない」と言って
夫を困らせたことを思い出します。
そんな暑さの中、久しぶりに冷たい氷を食べたくなって
『俵屋吉富』の茶寮に出かけてきました。
(本当は北野の古の花の桃のかき氷が食べたかったけれどこの暑さの中、絶対に行列ができている古の花に出かける勇気が出ませんでした)
寺の内と小川通りがぶつかる丁字路のどん突きにある
俵屋吉富さんの茶寮です。
小川通りは堀川寺の内を東に入っていくと少し上がったところに表千家と裏千家が背中合わせにある細い通りで、公道ながら、なんとなく通るのをはばかられるような
一種独特の雰囲気のある通りです。
細い、きっと元は町家の通り庭だったところらしき通路を入ったところの茶寮の中庭と店内の様子
知らないとなんとなく入り辛い雰囲気のせいか、
ここはいつ行ってもあまりお客さんが多くなく
ゆっくりしたい時に利用するのにぴったりなお店です。
頂いたのは白玉宇治金時 972円也
アイスのトッピングはお願いしませんでした。
このボリューム、画像で伝わるでしょうか?
山のように大きいんです、まるで緑の富士山のような形。
メニューには黒糖もありました。
(実は黒糖があまり得意でない私……)
実はこちらの小川氷とどちらにしようか少し迷いました。
爽やかでおいしそう♪
でも、無難に宇治金にしてしまいました。
冒険が出来ない(こう見えて)生真面目なタイプです(笑)
ブログの更新をできなかったこの一ヶ月、
お茶のお稽古と関連行事に数回出かけるのに合わせて京都に戻り
それ以外を実家の母のもとで生活していました。
介護の認定レベルを上げていただき、
在宅での24時間医療を引き受けてくださったお医者様や訪問看護師さん、
訪問リハビリの理学療法士さんや訪問薬剤師さん、
1日おきに来てくださるヘルパーさんに薬の服薬の管理や
買い物、入浴の介助など助けていただける体制を整え
なんとか、母の、どうしても家で暮らしたい、という切望を
かなえることが出来る体制作りをしていました。
これからも急な電話で呼び出されることが何度もあるだろうことは予想されますけれど
少しずつ落ち着いてきました。
またこうしてブログを綴っていこうと思っています。
よろしければ懲りずにお付き合いいただければ幸いです。