こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

6月最期のお稽古は阿波しじらで。

朝から雨が激しく降っていた今日は6月最後のお茶のお稽古日でした。

もうそろそろ絽を着てもいい頃、と思っていましたが

雨コートを着ていても雨に濡れることを考えて阿波しじらを着て出かけました。

 

 

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白地に淡い灰色やごく薄いピンク、水色などの縞が入ったあっさりした柄です。

 

阿波しじらの説明でわかりやすいサイトがありました。

以下にペーストしてみます。

 

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阿波しじら織とは
阿波しじら織 阿波の旧藩主蜂須賀公の時代には、一般庶民階級の者が絹布を用いることを堅く禁じていました。
 そこで庶民たちは、木綿織物で外見の美に様々な工夫をこらしたといいます。「阿波しじら織」は明治維新当時、阿波阿宅村の織女“海部ハナ”が雨に濡れそぼって縮んだ布に出来た凹凸をヒントに苦心研究の末考案したといいます。経糸(たていと)の張力差を利用して独自のシボを出すのが特徴です。
 昭和53年には、阿波藍を使った「阿波正藍しじら織」が国の伝統工芸品として通産大臣の指定を受けています。 

阿波しじら織阿波しじら織の魅力
 しじらの特長であるシボによる独特の風合いと美しさが魅力です。工夫して折られた布を75℃の熱湯をくぐらせ、乾燥することによって、鮮やかなシボが浮き上がります。シボの凹凸のおかげでさらりと肌触りがよく、軽くて涼しいのが特長です。綿素材であるため吸湿性にも富み、適暑衣料として最適です。

 

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庶民が贅沢な着物を着ることを禁じられ工夫をこらして作り上げた織物、という点は

大島紬と同じですね。

大島は絹で、実は贅沢な織物ですけれど、阿波しじらは自宅でざぶざぶ洗うことが出来るので夏、汗をかく時期にはありがたい着物です。

 

ただ綿なので立ったり座ったりを何度か繰り返していると

しわが目立ち、膝のあたりもポッコリと出てしまって

出来るだけこまめに『手アイロン』するような気持で、さりげない動作の中で

しわを伸ばすといいと思います。

 

さて、午前中、時にbucketをひっくり返したように降った雨が

午後2時頃、お稽古場を出るとやんでいました。

 

お稽古させていただいている宗匠のお宅の近くの某神社

朝、お稽古に向かう車の中から、傘を差した人が数人、列を作って茅の輪をくぐっているのを見かけちょっとびっくりしたのですが、

 

お稽古の帰り道、境内を通らせていただくと

 

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なんだか雨に打たれて少し姿が乱れていました。

それに、足元の茅萱はどうやらかなり踏まれてしまっている様子でした。

(茅の輪はくぐるのですから踏まれることはないはずなのに)


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こちらの神社の『茅の輪のくぐり方』の説明はとても簡単に書かれてありました。

心の中で唱える言葉も神社によって違いますね。

 

 

昨日、通り掛かりにお詣りさせていただいた建勲神社

案内書きに、夏越の祓いの神事は午後5時半から、となっていましたが

こちらの祓い神事は午後3時からのようでした。

 

 

今年の前半は実家の母の1カ月の及ぶ入院(いまだ入院中ですが)やら

義母の思わぬ体調不良、そして義両親がいよいよ自宅を処分し

ケア付きのマンションに引っ越すことが動き出したり、と

両方の親がらみで色々ありました。

ありました、というよりもむしろこれからが本格始動です。

 

まずは私たち夫婦が健康で、様々なサポートが出来るように体調を管理すること、

それが今年後半の目標になりました。 

  

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