こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

ついポチってしまった浴衣 pop-upにやられた話

今年は新しい浴衣を買うのは止めよう、と思っていました。

思っていましたけれど……

 

PCのポップアップ広告にまんまとやられてしまい(*_*;

 

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ついついクリックして購入してしまいました。

 

画像では色がうまく出ませんでしたけれど

 

反物の画像がブランドHPにありましたのでお借りすると

 

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↑割と実物に近い色です。

手元に届いた浴衣はもう少し地色の水色がはっきりしていました。

 

格安だったんです(←ほんとだけど……いい訳です。)

 

 

昨年、手持ちの浴衣を4着、手放しました。

 

和ダンスの引出が朝のラッシュの通勤電車並みになってきていたので

お稽古事の若いお仲間に貰って頂いて、少し余裕の出た引き出し。

 

もう、増やすのは止めよう、と思っていたのに

それなのに、なんてセルフコントロールが出来ないんでしょう。

 

 

まだ実家で暮らしていた頃、毎年一枚、浴衣を作ってもらっていました。

 

子供から学生時代は紺地に大きな花柄のや、白地に紺色でロウケツ染めのもの。

少し大人になりかけると有松絞りや

綿絽や紅梅などの年齢相応のもの。

 

毎年5月の終わり頃になると呉服屋さんが浴衣用の反物をぎっしり詰めた行李を車に積んでやってきて、お座敷で反物を広げて胸共に当てて鏡を見て、

ああでもない、こうでもない、と選ぶ時間が

少し照れくさく、楽しく。

 

次々広げた反物を、クルクルと器用に巻き戻していく呉服屋さんの手元を見ているのも興味深く、

今思うと贅沢な時間でした。

 

でも、私が結婚した昭和50年代頃まではどこの家でもそんな風にして反物を見せに来る呉服屋さんがいたんですよね。

 

実は……

実家にいた頃、家に出入りしていた呉服屋さんの若旦那さんが

背が高くてハンサムな人で

その人に反物を当ててもらうと恥ずかしくて、

でも若旦那さんのお父さん、つまりは呉服屋さんのご主人がやってくると、ホッとしたようなちょっと残念なような、なんとも微妙でおぼこかったんですねぇ。

 

さて、今年はこのポチった浴衣を何処に着て行きましょうか。

   

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