昨日、実家へ出向いた時、
近所に住む同級生のお父さんとばったり会いました。
「こと子ちゃん、帰ってんのか?お母さん、具合悪いんか?」
と、尋ねてくれるそのおじさんは母と同級生。
86才だけれど、とてもお元気で
今でも畑仕事をしています。
「そら豆がようさんできてるから持って帰り!」
と、立ち話をしていたそばの畑からそら豆をレジ袋に一杯もいでくれて
「ほれ!」
と渡してくれました。
昨日は帰りが遅くなったので料理できなかったのが残念だったのですが
(お豆さんは新鮮なうちに食べるのが一番!)
今日、天ぷらにしていただきました。
そら豆を鞘から出して、薄皮を剥いて
打ち粉をし、あっさりと小麦粉を水で溶いただけの衣をつけて揚げました。
(ちょっと溶いた小麦粉の水が少なかった(*_*; 本当はもっと衣を薄くしたかったのに)
そら豆のかき揚げ、お塩を少し振って
夕食の主菜になりました。
今夜の献立は、
そら豆の天ぷらに、豚ロース肉のあぶり焼き
ホタテ貝とワケギのぬた、野菜サラダ。
食後に桃缶を開けました。
スーパーで買うとほんの少しで結構高いそら豆。
いつもは塩ゆでして夫と二人、5粒も頂ければいいほうです。
三年前に亡くなった父が元気な頃は
やはり、老後の楽しみ、と家庭菜園というには規模が大きすぎる畑をやっていて
季節季節の旬の滋味を宅急便で送ってくれていました。
薫り高く、うまみのあるそら豆を食べながら
父のことを思い出していました。