夕方から雨が降り出しました。
今、盛りのバラの花
この雨でかなり散ってしまうかもしれません。
昨年の秋バラが終わってから春先までの管理が上手くいったせいか、
それとも冬が終わってからの気候がバラにとってとても良かったのか、
今年の春バラは何故だか調子がいいみたいです。
蕾の数が今年は特に多くて、花も大きく、
葉っぱも綺麗で害虫の被害もあまり出ませんでした。(花泥棒の被害にはあっているけれど)
先週の金曜日あたりから、実家の母の調子があまり良くなくて、
どうも老人性の鬱のような感じになっています。
今日は庭のバラを数本切ってそれをお土産に
顔を見に行ってきました。
食欲はあるようで持って行ったお惣菜をぺろりと平らげ、甘いものも次々と。
喋ってるか、食べてるか(°▽°)
身体がだるくて辛くてたまらないから
いつも診てもらっている病院にしばらく入院したい、というので
病院に連絡したり、診察の予約日の変更をお願いしたらして
段取りを整えていると、
やっぱり家にいたい、病院へは行かない、
と言い出し、
日々、朝昼晩と気分がコロコロ変わるようで
その度に言うことが変わり、
周りは振り回さらてばかりです。
実家のすぐそばに暮らしている母の妹やその娘である私の従姉妹も
母の様子がおかしいと、気にかけて毎日顔を出してくれています。
離れていると心配だし、
いざという時にもすぐには駆けつけられないから京都に来てこちらで介護施設に入ってくれるよう
何度もお願いしても
今更知らない土地へは行きたくない、の一言で
なかなかに厄介です。
私は一人っ子で、家の跡を継ぐことを当然のこととして育てられ、
夫と結婚して家を出るときには半ば母と決裂するような状態で京都に来ました。
若い頃には親も元気で、自分にも体力も気力もあふれていたので
親がいずれ年をとった時のことを具体的にはイメージできませんでした。
医学の進歩と生活環境の向上で
長生きが当たり前になった今、介護のシステムに助けられながらも心配のタネは尽きません。
また来るからね、と声をかけて実家を後に帰ってきましたけれど、
また明日の朝になったら気が変わって
ああでもない、こうでもない、と電話してくるような気がして、
なんだか落ち着かない夜を過ごしています。