こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

プラスチック障子紙に張り替え、とその理由

我が家には猫が3匹暮らしています。

 

いずれも保護猫出身

 

タイガー 推定2才10ヶ月 茶トラ ♂

京都市内の某所に茶トラ♂兄弟4匹 捨てられていたところを

発見した方が最寄りの交番に届け、すぐに警察官から猫の保護活動をしている

ボランティアさんに連絡があり、

その中の1匹が保護された翌々日に我が家にやってきました。

賢くて身体能力抜群 神経質

我が家にとっては初の猫

 

葉っぱ 推定10ヶ月 キジ白 ♀

夫が「タイガーの遊び相手に」と我が家で引き取った2匹目の猫

警戒心が強くて夫には未だ懐かず。

女子猫らしい観察力と空気を読む力があります。

 

そして、1カ月前に仲間入りした

ヤマちゃん 推定10ヶ月 茶白 ♂

我が家の庭にやってきて居付いてしまったので保護

大きな体の食いしん坊。

身体能力極めて低し、鈍感、空気読めません。

 

タイガーはびっくりするほどのジャンプ力があって

床から185cmの高さの鴨居にひとっ飛びで上がります。

ジャンプする姿は豹のようでとてもカッコよく

高いところへ飛ぶときも、飛び降りる時も

音もたてず軽やかで猫らしい猫です。

 

葉っぱもジャンプ力はタイガーには劣るものの

身のこなしは軽やかで

鴨居までの障子の桟をまるでボルダリングするように

するすると器用に縦上りします。

 

問題はヤマちゃん

 

あなた、ほんとに猫なの?

とびっくりするくらいどんくさい子で

寝返りを打ってはベッドから転げ落ち、

先住の2匹の真似をして鴨居へ登ろうとしてはずっこけて落ち

歩くときも猫なのにドタドタと足音を立てて歩きます。

 

あまりにどんくさいので獣医さんでレントゲンを撮ってもらって

骨に異常がないか調べてもらったほど。

 

結果、肋骨の一番下の骨に先天的な歪みがあるけれど

生まれつきの変形で痛みも何かの弊害もなく

いたって健康、

ただどんくさいだけでしょう、という診断でした(^^;

 

よくこれで9ヶ月間、外で野良をやってきてたとあきれるやら感心するやら。

 

獣医さんいわく、

「この子はこと子さんの家の庭に居着いたことが天才的」

ですと。(´゚д゚`)

 

私は一人っ子で、生まれた時には家に犬がいて

3年前までずっと歴代の犬と暮らして来ました。

一番長く一緒にいたのは小学校1年生の時に飼ってもらった日本スピッツ

当時流行していた犬種で、日本スピッツはよく吠えてうるさいという理由で

あまり飼われなくなり今ではほとんど見ることがなくなりましたけれど

うちにいた日本スピッツはとても大人しく臆病で賢い子でした。

小1から24才までの17年間、姉弟のように一緒に暮らして

最後は老衰で眠るように逝きました。

 

 

その後、生活を共にするのはずっと犬だったのですが

3年前に愛犬が亡くなった時、夫と話し合って

これから共に暮らすのが最後のペットになるかもしれない、

犬は毎日2回の散歩が欠かせない、けれど

自分たちが年を重ねていく中で満足に散歩が出来なくなることを考え

 

散歩の必要がない猫、

引き取り手を探している猫の里親に、

と言う事になりました。

 

市内で猫の保護活動をしているボランティアさんに連絡をし

まずは面接。

猫の里親になるための条件を満たしているか

里親になるのにふさわしいか、を聞き取りされました。

 

※ 猫を終生面倒見る覚悟がある

※ 猫を飼うのに必要な経済力がある

※ 猫が安全で快適な生活ができる住環境である

※ 引き取った猫を必ず去勢または避妊手術をする

 

その4点を確認されました。

 

とても悲しいことですが

気まぐれに猫を引き取ってすぐに捨ててしまったり

実験動物に売るために猫をもらったり

虐待するために猫を引き取ったりする方がいるそうで、

 

猫の里親に応募すると

必ず面接と自宅訪問をした上で誓約書にサインしてから

猫を譲渡する、という決まりにしている、と

ボランティアさんから話を聞き、

そういうきちんと保護活動をしている方からなら

こちらも安心して里親になれる、と思いました。

 

2度の面談と家庭訪問の後、1ヶ月ほど待って

タイガーが我が家にやってきました。

 

シャンプーとノミダニのスポット薬の点薬と血液検査を済ませ

我が家に来たタイガーは掌に乗る小ささで

最初からとても人懐っこく甘えん坊でした。

 

「初めて猫を飼うので飼いやすい子を」と

ボランティアさんが選んで連れてきた子でした。

 

あぁ、前置きが長くなり過ぎました。

 

そのタイガーがやってきて、続いて葉っぱが我が家の仲間に加わって

それでも、猫らしい運動能力の素晴らしさのせいで

古い日本家屋の我が家の障子は無事でした。

 

ところが、1ヶ月前に保護したヤマちゃん

 

先住の2匹の真似をして障子の上の鴨居に飛び上がろうとしては失敗し

障子紙はこんなことに。

 

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これ、2階の南向きの和室の障子です。

南向きの2階の和室2部屋とも、障子がこんなことになってしまいました。

 

我が家はT字路の頂点に立っていて前には下り坂

毎日、買い物からの帰り、坂道を上っていると

2階の障子紙がボロボロなのが嫌でも目に入ってきます。

 

ネットで調べてみると猫対応?にプラスチックの障子紙があることがわかりました。

 

で、思い切って張り替えることに。

夫は、

「素人が障子紙を張り替えるなんて無理だよ。

 プロに頼んだら」と言ったのですが

説明を読むと私でも出来そうに思えました。

 

まず、今貼ってある障子紙を剥がして

 

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↑ 葉っぱが乗っかってます。

 

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噂のどんくさいヤマちゃんと、私の作業に合わせてすぐさま部屋移動してやってきた葉っぱ

 

二部屋分、障子紙を剥がして

建具の桟が乾くのを待って、

 

貼りました。

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あら、素人でもちゃんと貼れるじゃない(^_-)-☆

 

これを見た夫

 

「君、才能あるんちゃう? 表具やさんに弟子入りしたら?」ですって。

 

 

でも、結構疲れました。

 

そんなわけで、昨日は疲れてしまいブログの更新が出来なかった、というわけです。

 

ヤマちゃん、プラスチック障子は破らないでいてくれるでしょうか?

どうか私の努力の結晶を破壊しないでほしい……

 

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