お茶のお稽古。
今日は月に一度の研究会の日でした。
午後2時から午後6時過ぎくらいまで。
炭点前、濃茶、奥の点前(今日は唐物でした)、
その後、薄茶を頂きます。
今日の主菓子ですけれど
二条若狭屋
(画像はお店のものをお借りしました)
これ、ちらし寿司みたいに見えますけれど、
和菓子です。
上に乗ってるお豆さんも、紅生姜も、
シイタケや錦糸卵もそれぞれ羊羹や練り物で
丁寧に作られていて
錦糸卵の下は求肥で包まれた餡が入っています。
上の写真の枡に入ったものは店売りされているものですが
お稽古場で出てくるのはお茶席用に
別にお願いしてあるものなので、
枡に入っておらず、こんもりとひとかたまり、
まさにちらし寿司のように一盛りになったものが人数分だけ、菓子器に盛られて出てきます。
↓同じく、お店の画像から。
一人分ずつの枡入りの他に、
6人前、8人前も予約すれば作っていただけるそうです。
お菓子の名は
野遊び
お茶道具の入った旅箪笥を担ぎ、
野辺に出てお茶を楽しむ、
そんな風情を茶室の中に持ち込んだ道具立てと
お菓子でした。
今日の着物
桜色の万筋江戸小紋
帯は引き染め
帯締めは冠組、濃紫
帯揚げは白地に草色の飛び絞り。
昨日までの冷え込みが嘘のように
今日は暖かで日差しも強く、お稽古の行き帰りの道中、あちらこちらで
ソメイヨシノが満開で綺麗でした。