こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

気持ちがこもっていないから

今日は3週間に一度のカラーカットの予約を入れていました。

 

30才を過ぎた頃から急に白髪が目立ちはじめた私の髪は

もし染めるのを止めたら、きっともうほぼ真っ白だと思います。

 

3週間に一度、美容院へ行く私に、夫は

「染めるの止めたら?

   少し白髪の部分が出てくるたびに美容院へ行くの大変やん」

草笛光子さんみたいにしたらカッコいいのに」

と、言います。

 

たしかに草笛光子さんはカッコいい。

私もとても好きな女優さんです。

あんな風になれたらどんなに素敵だろう、と思います。

でもね、メディアに出てくる草笛さんは

ヘアメイクの方が完璧に作り上げた状態なのだから。

素敵なのは当たり前。

 

最近では近藤サトさんのグレーヘアがやたら取り上げられているけれど、

正直な私の感想は、

(そんなに素敵かな?やっぱり老けて見えるよね)

です。

 

完全に白髪になる前の黒と白が混在している状態の髪、

よほどのことがない限り、

日本人がグレーヘアを上品にオシャレに自分のものにするには無理があると思うのです。

少なくとも私には絶対に無理です。

 

これはあくまでも私感なので、

もしここを読んでくださっている方で

グレーヘアにしていらっしゃる方がいてお気を悪くされたらごめんなさい。

 

それと、アレルギーや、メンタルの問題で

ヘアカラーやヘアマニキュアが出来ない、という場合は話が全く別です。

 

 

中途半端な年齢じゃなくなって

しっかりと年をとって、肌の艶やシワが白い髪にピタリと沿うようになって、

その時は白髪のおしゃれを楽しめる気持ちになるかもしれません。

 

というわけで、往生際悪く、と言うか

私のポリシーとして、と言うか、

3週間に一度の美容院通いを続けているわけなのですが。

 

 

今日、出掛ける予定の時間の少し前、

夫がお茶を飲みたい、と申しまして、

 

(もうっ‼︎ 出かけないといけないのに)

と、

そんな、そぞろな気持ちで、慌ててお茶を入れようとティーポットを棚から出しました。

 

カチッ

 

音がした瞬間、アッと思ってみたら

ティーポットの注ぎ口が棚の角にぶつかって

欠けてしまっていたのです。

 

f:id:hibinokurasikata:20190323011627j:image

 

このティーポット、

栗原はるみさんプロデュースの『ゆとりの空間』で買い求めたもので、

コロンとしたまあるい優しいフォルムと

柔らかな白が好きでお気に入りのポットなんです。

 

f:id:hibinokurasikata:20190323011952j:image

 

日本茶・紅茶  どちらにも使えて

たっぷり4杯分は入るポット、

大切に使っていたのに、

 

出掛ける間際なのに‼︎

よりによって今言わなくても‼︎

 

そんな気持ちでお茶を入れようとして

欠けさせてしまいました。

 

なんだか凄くショックで、

その後の美容院へ向かう気持ちの重いこと。

 

少しくらい家を出るのが遅れても予約時間には間に合ったのに、

そもそも、私自身がもっと時間の余裕を持って動いていればよかっただけのことなのに、

 

ささくれて慌ただしい気持ちで淹れたお茶は

きっと美味しくないでしょう。

 

どんなことでも、どんな時でも

気持ちが焦ったり、心がちゃんとそこになかったりすると失敗につながったり後で後悔する事がある、

そんな気持ちで、欠かさせてしまったポットに申し訳ないような、

丁寧な気持ちでお茶を入れてあげる事をしなかった夫に申し訳ないような、

 

そんな気持ちで過ごした1日でした。

  

 

にほんブログ村 主婦日記ブログ 60代主婦へ
にほんブログ村
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村