実家の二軒隣のお宅に、この春高校受験だった娘さんがいます。
そのお宅のおばあちゃまが私よりも10ほど年上で、
おばあちゃまの娘さん、すなわち受験生のお母様とその旦那様の4人家族でお住まいになっています。
2軒隣のおばあちゃま(と呼ぶのは違和感があるのでOさん、とします)は
まだ幼稚園へ上がる前の私とよく遊んでくれていたそうなのですが
申し訳ないことに私にはそのころ遊んでいただいた記憶が残っていません(^^;)
Oさんは「こと子ちゃん」と、今でも私の事をそう呼んでくださって、
実家で一人暮らしの私の母の事もずいぶん気にかけて下さり
毎日、朝ちゃんとカーテンが開いているか、
買い物のついでがないか、声をかけてくださる、とてもありがたい存在です。
そのOさんのお孫さんのYちゃん、
今日、高校受験の合格発表で、見事、志望校に合格した、と連絡がありました。
県内でも有数の進学校で、毎年 東大や京大への合格者を輩出している高校です。
実家の母も、まるで自分の孫の事のように喜んで報告の電話をしてきました。
以前から、「Yちゃんの合格がわかったらお祝いを持っていくから、
合格の連絡を受けて早速買いに行ってきました。
Yちゃんはここのお店の金平糖が好きで
私が実家に帰るときにはお土産に持っていくことが多いのですが
今回は母が、お祝いの金封に添えて持っていく、というので
桐箱入りのお祝い仕様にしてもらいました。
緑寿庵清水は百万遍の交差点を少し西に行った小路を下がったところにあるのですが
買い物を終えての帰り道、
そこから西へ行ったところの出町の中州を通りかかったところ、
おかめ桜が満開になっているのを見ました。
薄曇りであまり上手に取れませんでしたけれど。
おかめ桜は京都市内では堀川の一条戻り橋(晴明神社の近く)そばの
河津桜に少し遅れて咲き始める早咲きの桜で
今日も立派なカメラを持った方が数人、写真を撮っていたり
カップルが自撮りしていたり、と、
満開の様子を撮影している人が十数人いました。
その中に混ざって、私もスマホで写真を撮ってきました。
今年の桜の開花予想、当初は3月20日頃、と言われていましたけれど
寒の戻りがあったり、で
昨日の夜のニュースでは3月25日くらい、と変わっていました。
4月になれば夫の勤務先も入学式がありますけれど
「この調子やと、今年は入学式の頃には桜は散ってしまってるやろな」
とニュースを見て夫が話していました。
梅と比べて、桜は花が咲いている期間がとても短いです。
その短さ、儚さが、私たちをこれほど引き付ける花なのかもしれません。
ともあれ、実家の隣の隣のOさん宅のYちゃんに、見事な春がやってきて
私まで今日は嬉しい気持ちでいっぱいです。