毎年三月のこの時期に、
大阪美術倶楽部で各流派が合同で開催するチャリティー茶会があります。
各流派が合同で開催し、日頃、茶道に縁のない方でも気軽に参加できる恒例の行事で
2席まわれて前売り券なら2,000円です。
私がお稽古を付けていただいている宗匠も毎年このお茶券を何百枚と引き受けられ
社中の弟子うちで、少しでもチャリティーのお役に立てるように、と
お茶券をいただき、お席を受け持ち、和気藹々と忙しい一日を過ごす事になっています。
当日は朝8時集合、京都の我が家から現地まで約1時間半、
お化粧して髪を結って着物を着るので朝4時起きでした。
早起きに備えて、前夜10時にはベッドに入り、灯りを消して
じっと目を閉じていたにもかかわらず、なぜか一向に眠れず、
意識が無くなったのは多分、夜中の2時前。
なのに、午前4時、スマホのアラームが鳴る前には目が覚めて
ぼんやりする頭で支度をし、
1日留守番をさせる猫たちのご飯を準備して出かけました。
今日は夫も一緒にお水屋に入り、夫は裏方の仕事、
私はお点前を一回、半東を二回、務めさせていただきました。
帯締めは帯の織り糸の中から一色を取って淡いグレーの平組
帯揚げは、単調な取り合わせに少しでも華やかさを、と水色の総絞りにしました。
宗匠が社中のためにご用意くださったお昼ご飯。
水屋でお見舞いのお菓子を頂いたりお茶を頂いたりでお腹があまり減っていないと思っていたにも拘らず、食べ始めるとぺろりと完食(笑)
心地よい疲れで帰りの電車に揺られ帰宅。
夕食を食べて大河ドラマを見ていたはずが、
気が付けば爆睡してしまって知らぬ間に『いだてん』は終わっていました。