お昼過ぎの事
台所から居間に戻るとスマホのプッシュ画面が消える瞬間が目に入りました。
開いてみるとお稽古事の先生筋にあたる方から着信履歴が残っていました。
着信はわずか一分前。
慌てて折り返すと
「今、母の病院にいるのっ!」と声をひそめて咎めるような口調で言われました。
???
続けて
「〇〇(お稽古関係のご依頼事)の件でしょう?
今夜中にお送りしますからっ!」
と、やはりあたりをはばかるような小さな、けれど早口のきつめの口調で。
訳が分かりませんでした。
確かに、その先生にはお稽古事の関連であることをお願いしてあって
その〆切が昨日でした。
けれど、お忙しいのは承知していたし、提出していただけるのは
おそらくは〆切を過ぎてしまうだろう、と思っていたのでこちらから催促をかけるタイミングも今週末がギリギリくらいかな、と算段していました。
いったい、1分前の着信は何だったのでしょう?
たまたま在宅していた夫に
どういう事なんだろうね?と、
(おそらくは憤慨したような口調で)
思わず話しますと
「他の誰かと間違って君にかけてきたんじゃないの?」と
のんびりした返事が返ってきました。
私がその先生に今回の依頼の件で電話を入れさせていただいたのは
今からちょうど一週間前。
先生のスマホに私との通話の履歴が残っていて
何かの拍子にたまたま着歴の私の番号に指が当たって間違い発信された?
日々忙しくしているその先生のスマホに1週間以上も
誰からも着信がないとは到底考えられないことです。
うーーん、訳が分からない
あちらからかかってきた電話に折り返したら
咎められる。
なんとなく嫌な気持ちを引きづってしまった午後でした。